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■役木

「玄関先に植える松の名前はなんでしたっけ?」
「見越しの松じゃない?」

ということで、探してみました。
□参考サイト
実用造園用語辞典によると、庭に植える木にはそれぞれ役割があって、それ用の呼び名も決まっている…のだそうです。

あなたの属する組織・コミュニティにおいて、あなたの役割は役木にたとえると何になりますか?

なんて、訊いてみたりして。

やくぎ【役木】
和風庭園において、庭の要所に植える役割を担った樹木。
江戸時代に著された「築山庭作伝」などの文献にも記されていて、今日の和風庭園にも継承されている。役木には次のものがある。

正真木(しょうしんぼく、しょうしんぎ、せいしんぼく):庭の中の主木で景の中心になる木。主に常緑の高木が用いられる。

景養木(けいようぼく):正真木と対比的に扱い、景観的には正真木を補うもの。

寂然木(じゃくねんぼく):南庭の東側(右)に植える木で、常緑樹を用いるのが普通。枝葉から朝の光がこぼれ輝くように植えるのがポイント。

夕陽木(せきようぼく):寂然木とは逆に南庭の西側に植える木で、カエデなど緑浅く紅葉する樹木が適し、西日が葉を美しく透かす。

袖ヶ香(そでがか):袖垣に添えて植えるもので梅を常とする。

灯籠控えの木(とうろうひかえのき):石灯籠の背後または側に植えるもの。

見越しの松(みこしのまつ):庭の背景を構成し、前面の景を引き立てる役割をもつ。

灯籠控えの木:石灯籠の脇や後ろに添えて植栽する木で、常緑樹が用いられる。

灯障りの木(ひざわりのき):枝葉が石灯籠の火口にかかるように植える木で、カエデなど枝葉がしなやかな落葉樹が主に用いられる。

 垣留めの木(かきどめのき):袖垣の柱に添えて植える木で、ウメ、カキ、カエデなどが好まれて用いられる。ウメを植えた場合のみ特に「袖ヶ香(そでがこう)」と呼ばれる。

 庵添えの木(あんぞえのき):茶庭において茶室の軒や腰掛待合、また四阿(あずまや)などの近くに植えて風情をつくる木。現代では建物の周りに植栽し、調和を保つ木と理解して良い。

 橋本の木(はしもとのき):橋のたもとに植栽し、枝葉が水面に影を落とす風情を楽しむ。シダレヤナギやカエデのようなしなやかな枝葉をもつものが好ましい。

 鉢請けの木(はちうけのき):蹲踞(つくばい)や縁先手水鉢(えんさきちょうずばち)に添える木で、枝葉が手水鉢の水穴にさしかかるように植える。鉢囲いの木(はちかこいのき)または鉢前の木(はちまえのき)とも呼ばれる。

 井戸会釈の木(いどあしらいのき):井戸や井筒の脇に添えて風情をつくる木で、マツ、ウメ、ヤナギなどが用いられる。

 飛泉障りの木(ひせんさわりのき):滝の手前に添えて、滝口をあらわに見せないようにする木で、奥山の風情をつくり、滝のしぶきに揺れるさまを楽しむ。

 門冠りの松(もんかぶりのまつ):正門の右または左に植えて、枝葉の一部が差し枝風に門扉の上に伸びるようにする。用いられる。樹種はアカマツ、クロマツが主であるが、ラカンマキ、イヌマキなどのマキ類もマツ類に代えて用いられる。

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投稿者 nino : 04/05/28 | Edit

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頂いたコメント

役木っていうのね
「見越しの松」は明治生まれの祖母に教わりました
「門冠りの松」は知りませんでしたね、にーのさんが言ってたのはこっちなのかな、ごめんなさい

でも歌舞伎の源氏店(げんやだな)でも、黒塀からでた見越しの松の下で泉屋の番頭が待ってるところに富が湯屋から帰ってくる、、てのありますよね

与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし)

粋なくろべえさんとみこしのまっつぁんww

投稿者 J : 04/05/28

■Jさん

いやいや、「見越しの松」を教えてもらえなかったら、「門冠りの松」は一生見つからなかったかもです。
謝々。

投稿者 にーの : 04/05/28